MANABOON（マナブーン）メカニックのティーです。本日は納車前の点検でスカイラインGT-R(R33型)の油脂類の交換を行いました。MANABOONではアップグレード点検をご選択のお客様には、納車時や納車後点検でエンジンオイル、オイルフィルター、ミッションオイル、デフオイル、クーラント、ブレーキフルード、パワステフルードの交換をしています。中古車なので、油脂類の交換時期が不明確だと不安ですよね。油脂類交換のタイミングを把握する意味でもオーダーされる方が多いメニューです。
スカイラインGT-R（R33）の下回り点検
まずはリフトアップして下回りの点検からスタートです。下回りでの点検はブッシュ類やブーツ類など、ゴム類の破れや劣化をチェックします。劣化は正直もうこの年式の車では当たり前ですが、破れている場合は要交換（別途費用）となります。もちろん車検もNGとなってしまいますね。また、オイル漏れなどがないか、ハブなどベアリング類のガタつきがないかなどチェックします。
続いて、エンジンルームの点検です。各部ホース類に抜けがないかどうか、劣化や破れ、漏れ等々をチェックしていきます。社外品のパーツが入っている場合は、その装着がきっちりとされているかどうかもチェックして、必要に応じて安全策を施すようにしています。このGT-Rには社外品のオイルクーラーが装着されているので、オイルクーラーホースからのオイル漏れがないかなど細かくチェックしました。
スカイラインGT-R（R33）オイル交換
オイル交換に入っていきます。まずはエンジンオイルから交換して、ミッション、デフと交換していきます。MANABOONでは、エンジンオイルは、プランに応じてMOTUL300V、メテオオイルを使用します。オイルフィルターはワコーズ製になります。ギアオイルもGT-Rの場合はワコーズギアオイルを使用するようにしています。
画像はミッションオイル交換の様子です。
画像はデフオイル交換の様子です。
スカイラインGT-R（R33）クーラント、ブレーキフルード、パワステフルード交換
オイル交換が終わりましたらクーラントと各種フルード交換に入ります。ここからはエア抜き作業も発生するので時間がかかりますね。このエア抜きをきっちりとやらないと正常な効果を発揮しないのでとても重要な作業になります。 作業内容としては、クーラント交換、ブレーキフルード交換、パワステフルード交換になります。
中古車購入のタイミングでこれだけのメンテナンスをしておくと何かと安心できるのではないでしょうか。年式の古いスポーツカーが増えてきたので、最低限中古で購入するタイミングで油脂類の交換はやっておくことをオススメします！！
以上メカニックのティーでした。
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