MR-S画像 MANABOON(マナブーン)のイシケンです。MANABOONではトヨタスポーツカーの取り扱いは少ないのですが、実はとてもお買い得なスポーツカーがたくさんあるのです。86が登場するまではトヨタのスポーツカーが雑誌で取り上げられることも少ないですし、サーキットに行っても走っていることは少なかったです。スーパーGTではスープラの活躍が印象的なので、トヨタのスポーツカーと言えばスープラという印象ですが、中古車価格が高騰してしまっているのでとても簡単には手が出せないですよね。 トヨタスープラ画像 そんなこともあって86が登場したわけですが、中古でも200万以上はするのでお手頃ではないです。では2000年くらいにトヨタがスポーツカーに力を入れていたあの頃発売されていたスポーツカーはどうなのか。実はこの年代のトヨタスポーツカーが中古で探すととてもお手頃で楽しい車があるのです。そこまで人気がなかった(続かなかった)からこそ中古車で安く手に入る。今回はそんなお手頃で楽しいトヨタのスポーツカーをご紹介します。

【トヨタスポーツカーおすすめ1】FRで2リッター6速MTのスポーツセダンアルテッツァ!

アルテッツァ画像 1998年に登場したアルテッツァ。4ドアセダンでFR、6速MTの設定をカタログモデルとしてラインナップしたスポーツセダンです。スポーツグレードのRS200のエンジンは、4気筒NAで最高出力210PSとなります。サスペンション形式も4輪ダブルウィッシュボーンとなり、トルセンLSDも標準装備となっていました。

アルテッツァの走りベースなら中期型以降がおすすめ!価格重視なら前期型!

2001年5月に最初のマイナーチェンジが行われ、RS200の6速MTのみタコメーターがセンター配置されたメーターパネルとなりました。そしてファイナルギアが変更され、より加速重視のタイプになっています。これらは後期型まで続いているため、走り重視の方は中期型以降を購入するのがおすすめです。もちろん、前期型に中期以降のファイナルを流用するのも手ですが、その分の費用はかさみます。2002年8月のマイナーチェンジで後期型になり、走りの面では中期型から特に変更はないです。HIDが中期型では純正オプションだったのが後期型から標準装備となりました。 中古車価格は、前期型なら50万を切る車も多いです。100万あればほとんどのアルテッツァは選べるのでとてもお買い得です。おすすめのスポーツグレードは、RS200 Zエディションです。純正で17インチアルミやブレーキディスクが大きいなど走りの面でプラスとなっています。

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HKSのD1GP車両のアルテッツァで一躍ドリ車で有名になったアルテッツァ

HKSは当時人気のあったD1GPにアルテッツァを投入しました。その影響もありドリフトでアルテッツァをベース車両に選択する方も多かったです。また、HKSはこんなタイムアタックのアルテッツァも開発していました。当時はアルテッツアのワンメイクレースが盛んでしたし、スーパー耐久にも出場するアルテッツァがいるなど、アルテッツァはトヨタのスポーツカーでも今の86と同じような力の入れようでしたね。 HKS アルテッツァ画像

【トヨタスポーツカーおすすめ2】ミッドシップで1トン切りの車重、MR-S!

MR-S画像 1999年に登場したMR-S。ミッドシップのスポーツカーとして長年発売されてきたMR-2の後継モデルとして発売されました。エンジンは1,800ccの1ZZ-FEエンジンで、VVT-i(可変バルブタイミング機構)付き。最高出力は140馬力とそこまでパワーはないですが、車重が970kgと軽量なのでとても軽快な走りをしてくれます。サスペンション形式はアルテッツァとは違って前後ストラットです。ホイールは15インチが標準装備となっていました。燃費は14.2km/Lとエコです。NA1800ccエンジンで軽量ボディなだけはあります。オープンボディで全てソフトトップのみとなり、オプションでディタッチャブル式のハードトップが用意されていました。オプションでヘルカリLSDを選択することもできました。

日常使いとショートサーキットやワインディングメインなら前期型がおすすめ!

2002年8月にマイナーチェンジが行われ、6速MTへと変わりました。エンジンは同じでリアタイヤのみ16インチにインチアップされました。6速と聞くと後期型がいいと思う方も多いかと思いますが、MR-Sの6速は前期の5速にプラス1速追加しただけで、1速から5速のギア比は同じなのです。そのため、高速移動が多いなどでない限りは前期モデルで十分となります。おすすめのグレードはSエディション。純正でアルミホイールやアルミペダルを装着しています。Vエディションは本革シートに光沢のあるアルミホイールが標準装備となっています。Bエディションというのもありますが、こちらはレースベース車です。エアコンレスなので気をつけてください。

AT車を選ぶならシーケンシャルの後期型がおすすめ!

オープンカーで可愛いルックスをしているので女性からも人気のMR-Sなので、ATで楽しみたいという方も多いと思います。そんな方には後期型がおすすめです。シフトダウン時に自動でブリッピングして回転数を合わせてくれるシーケンシャルシフトを後期型から搭載しています。6速ATなのでスポーティな走りをしてくれます。AT限定免許でも運転できるのでおすすめです。

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【トヨタスポーツカーおすすめ3】FFのスポーツクーペ、セリカ!

セリカTRDスポーツM ウェーバーエアロ画像 1999年から発売されたZZT23型のセリカ。先代の丸目4灯のST202系から継承されるスポーツクーペで、ZZT23型は特にスペシャリティクーペとしての位置付けを狙ったモデルでした。搭載されるエンジンは、スポーツグレードのSS-2には2ZZ-GEエンジンが搭載され、最高出力190PSを発揮しています。SS-2には6速MTが装着されており、SS-1の5速よりかクロスになっています。スポーツ走行や加速性能を考えたら圧倒的にSS-2がおすすめです。ただ、ノーマルのスタイリングは好まない方が大半ではないでしょうか。ZZT23型のセリカはエアロパーツを装着して、自分好みにカスタマイズして楽しむ車でもあります。写真のようにウェーバースポーツのエアロが入っているだけでもグッと印象が変わりますね。

スーパーストラットは避けたほうがいい?!

SS-2の中でも「スーパーストラット」というグレードがあります。このグレードはフロントサスペンション形式がスーパーストラット(LSD装着時のトルクステアが低減される)、ヘリカルLSD、リヤタワーバー、16インチアルミ(SS-2は15インチスチール)、アルミペダル、サイドステップのプレート、SSP用ハンドルカラー、シート表皮などが装備されます。豪華装備なのでカタログ上は上位グレードとなります。ただ、サスペンションが特殊なため社外品のラインナップが少なかったり、バネ下重量が重くなったり、最小回転半径が大きくなったり、サスペンションストロークが少なかったりアライメント変化が激しいなど、デメリットも多いです。

限定モデルの「セリカTRDスポーツM」はスタイリッシュでおすすめ!

2000年にトヨタ自動車のカスタマイズ専門子会社である、トヨタモデリスタインターナショナルから発売されたのが「セリカTRDスポーツM」です。SS-2のスーパーストラットパッケージをベースにして、専用のエアロパーツやフロントグリル、ホイール、インテリアを装飾し、専用チューニングが施されたサスペンションやTRDマフラーが装備されました。エンジン出力も10PSアップするなど、よりスポーティに振ったモデルとなっています。

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お手頃ではないけど、その他のトヨタスポーツカー

トヨタ86画像 一番新しいトヨタのスポーツカーと言えば「86」ですね。2012年に発売されて今でも新車で販売しています。トヨタが若者の車離れに歯止めをかけようと新車で買えるお手頃なスポーツカーをスバルと共同開発したのが86です。2リッターの水平対向エンジンを搭載し、最高出力は200PS。アルテッツァといい勝負ですが、ボディ剛性やエアロダイナミクスの進化などで、アルテッツァよりかかなり楽しめる車です。FRでタイヤを詰めるスペースも確保した居住スペースなので、ドリフトベース車両としても人気ですね。2016年の8月にマイナーチェンジして「kouki」モデルになっています。ファイナルギアが変更されて、より加速重視になっています。エンジン出力も7PSアップの207PSとなりました。

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トヨタスープラ画像 トヨタスポーツカーの中でも一番人気と言ってもいいのがスープラですね。その中でも特に80スープラ。映画ワイルドスピードでも一躍人気となったスポーツカーですが、日本ではスーパーGTに長年参戦していたので、レーシングカーの印象も強い車です。1993年から2002年まで発売された80スープラは、NA3,000ccの「SZ」とツインターボ3,000ccの「RZ」の2グレード構成です。どちらにもマニュアル設定があり、ターボはゲドラグ社製の6速MTとなりました。後にNAグレードのSZに「SZ-R」というグレードが設定され、ゲドラグ6速が搭載されました。 中古車価格は高騰の一途を辿っているので、もはや普通の感覚では手が出せないスポーツカーになってしまっています。

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中古チェイサー ツアラーV 1996年から発売されている100系チェイサーもトヨタスポーツカーの歴史の中では重要な存在です。ドリフトでは未だに人気のある100系は、ツアラー3兄弟と言ってチェイサー、マーク2、クレスタの3台が兄弟車両として同時期に販売されていました。エンジンやミッション、フレームなども全て同じで、外装や内装のイメージのみを変えたモデルでした。この中でも特にチェイサーはスポーツ色が強く、当時のツーリングカーレースであるJTCCにもワークス参戦していました。4ドアセダンですが、中身はスポーツ走行に対応できるパッケージを持っていたのです。搭載されているエンジンはシングルターボの1J。250PSを発揮するエンジンで、とても丈夫なためチューニング業界ではこのエンジンをベースに500PSを搾り出すこともあります。 そんなチューニングでも人気のチェイサーなので、中古車ではまともな車が少ないのが現状です。純正5速の車は少なく、オートマから5速ミッションに載せ替えしているパターンが多いです。走行距離も多い車ばかりですし、修復歴有りの車も多いです。中古車で購入する際はある程度壊れるリスクを考えて余裕を持った予算で探すことをおすすめです。

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